
中央の方が講師 赤井 裕さん(あかいゆたか)

土の概要

ライン投稿資料




プレゼン動画資料と内容











赤井さんより土の説明
千年前の土に生き返る
▼2024-0806追記
畑への使用方法
[概略]①培土準備⇒②植え付け⇒濾材顆粒を表面にカバー。という三段階にて進めてくださいますようお願いします。
【手順1】土の準備
(1)有機肥料のみにてベースの土づくりを行っておくことをお勧めしています。無機肥料(=化学肥料や液肥)は、バクテリア活性を上げることができません。
(2)まず、通常の有機栽培レシピに従ってプランター内の用土に発酵済みの有機肥料を入れて混ぜ込んで用土を整えておきます。
(3)発酵済み鶏糞は植える直前の混ぜ込みで大丈夫ですが、油粕・腐葉土などは、直前の場合は培土全体に対して最大5%程度の量に抑えてください。次の植え付けまでに2~3週間程度のゆとりがある場合は、腐葉土は10%程度入れておいても大丈夫です。
【手順2】植え付け
(4)通常どおりの方法にて、「苗」または「種子」の植え付けを行ってください。
(5)植え終わったら土全体の表面を平らにしてください。
(6)株元の茎などに培土の一部がまとわりついていることのないように、株元を中心に少し水をかけておきます。
【手順3】濾材を撒く
(7)上記(6)までの植え付作業完了後すぐに、土表面が見えなくなる程度に濾材顆粒を撒いてください。
(8)ここまでの作業完了後すぐに、濾材顆粒が踊らないように、静かに水をたっぷり与えてください。
【手順4】世話
(9)植え付け当日から2日後までの間は、水は繰り返ししっかり与えてください。
水やりは、特に最初の3日程度は静かに行い、濾材の下の土が現れない(濾材でカバーされていて下の土はまったく見えない)状態が保たれるようご注意ください。
3日程度で濾材顆粒の位置は安定し、特に神経を使わなくても、ふつうどおりの水撒きや雨降りでも濾材は動きにくくなります。
(10)その後は通常どおり、育てる植物の特徴に合わせて(ナスやエダマメは水が豊富でも大丈夫、トマトはあまり水を多くあげすぎない、など一般的な注意書きどおり)水やりを行ってください。
特殊な改良顆粒土が出来上がりました。
お庭、花壇、畑、プランター、植木鉢
屋外でも室内でも、使う場所を問わずに、土が生き返ります。
植物が健康に病気無く育つのに必要な土表面の変化には3日間、深さ10cm程度までの範囲に多様なバクテリアが住み始め健康な土に生まれ変わるまでに10日間、30cm以上の深さまで黒土化が進む効果までに平均半年間となります。
生き返った土は、別の場所の土の再生のための表面客土として、最初に買った製品と同様に使うことが可能です
ご注意:
自然界で本来定住活動する土着性の多種多様なバクテリアを復元再生することで、土を生き返らせ、植物の病原菌を活動できない環境にする製品です。天然バクテリアの活動を抑制する以下のことは行わないようにお願いします。
1)農薬、化学肥料は今後使わず、肥料を補充する場合は、有機肥料のみにしていただく必要があります
2)農薬以外でも殺菌・制菌作用機能のものは使わないようにしていただく必要があります(病気を防止する忌避機能があるハーブ、または制菌策として有機農法でよく使われる木酢、など)
開封後
開封してからどこに持って行っても、ふたたび封を閉めても、まったく心配ありませんので大丈夫です。
工場でパッケージしている際にも、無菌状態でつくっているわけではありませんので、製品が無菌状態なわけではありません、いつどこで封を開けても、それをまた閉じて保存しても、製品には何の変化も起こりませんし、効果・効能にもまったく影響ありません。
大小の粒を両方撒いていただきますと、
1)迅速な土壌改良効果
2)病気発生予防効果
が、最大限に発揮されることがわかっています
細かい粒は、袋の下のほうに集まりがちになります。
少し袋を振って、上下をさっとひっくり返してから開封すると、細かい粒も、逃さず取り出すことができます!
しっかり千年前の自然の土ができあがれば、今度は、それを、製品と同じように「タネ土」として別の場所の土壌改良客土としても使えます。
保存のやり方
常温で、袋保存で大丈夫です。使いかけを、バケツなどにいれたままにした場合は、乾きすぎないように時おり水をかけてくだされば、それでも大丈夫です。
カラカラに乾燥することさえ避けていただければ、10年、20年の保存も大丈夫です
1万年程度熟成経過した火山性粘土を原料とし、1000年前の土を再生する顆粒ですので、カンタンには、成分が崩壊したりしません
安心してお使いください
使用量目安
A2:60✕17cmと仮定して、面積は、60✕17=1020平方センチメートル
ここに約1cmを敷き詰めるとすると、1020g(約1kg)と、なります。
使い方
(1)育てる作物の苗や草花がすでに植わっている状態で、
(2)表面を覆う程度にこの資材顆粒を撒いて、土が見えないようにする
↑↑↑これが基本的な使い方です!
参考プリントでは、表面を覆うために最小限必要な量を「厚さ8ミリ」で計算しています。実際には倍量以上撒いても効果が増えるだけで悪影響はありませんので、土さえ隠れれば、目分量で大丈夫です。
水やりを静かにするなど気をつけていても、土が露見してきてしまう場合には、あとから撒き足したりもしています
Q &A
Q:隣接地の農薬について
A:隣接地からの影響は、ありません、資材による土壌再生して大丈夫です
補足(農薬使用隣接地があってもなぜ大丈夫なのか)
(1)今回の資材は撒いたその場所の定住バクテリアの種数を増やすものです
(2)隣接地に農薬が使われただけで、自分の農地のバクテリアまでがすべて殺されてしまうわけではありません
(3)これまでに、すぐ隣りの株に農薬が撒かれているバラ園などで、比較テストを行い、資材による病気殲滅などの効果が確認できています
(4)つい1か月前まで農薬を撒いて近代型農業を続けてきていた場所に対してすら、この資材に切り替えての効果がすぐ出ることを何度も経験しています
Q:忌避作用をもつハーブ、庭に植えていますが、どのように対応したらいいですか?
A:ハーブ育成にもこの製品は最適です!ハーブの栽培はまったく問題ありません。ハーブの植え床にも濾材顆粒は使用しています!
「ハーブの使用」というのは、別の植物を栽培している植木鉢などに、ハーブの破片などをたくさん撒いて敷き詰めて、それによって植物の病気を避けようとしているケース、に対するお答えです。
また、ハーブといっても、種類によります。たとえばハーブといっても、キク科のカモミールなどは香りづけなどにたいへん人気ですが、殺菌・制菌毒を持つわけではありません。
Q:この土を使うことで雑草の育ち具合
A:土壌の再生は健康な植物育成にまず必須と考えています。雑草や虫たちの対策については、以下のような考え方と対策を執っています。
雑草について
土壌が再生されれば、雑草たちも元気に育ちます。雑草も味方につけるのが自然農法と言われていますが、その考え方には賛同しています。抑制する対策はしっかり行った植えで、いざ生えてきたらどう味方につけるか、については、多くの先人たちの皆さんが手順を確立しています。
たとえば、植え床を作ったあとに、数日から十日間程度、ビニルをかぶせて太陽光を当て表面の雑草種子を不活化させることも良い方法です。そのあとに、植え付けを行うという手順です。また、麦などを先に撒いて15cm程度に密に生えそろったところでひっくり返して白い根の側を地表に出して、そこに種子を植えることで雑草マルチを行う雑草抑制策もよく行われています。
味方につける、ということについては、たとえば、生えてきた雑草については、抜き取るのではなく、地上部を刈り取ることで、土壌育成にはむしろプラスの効果があります。さらに、現地で刈り取った雑草を現地でそのまま青肥として、畝以外の通路や溝などに敷き詰める方法もよく利用されています(現地から吸い出された養分そのものを補えるバランス肥料となります)。
虫の住みやすさに変化などはありますか?
A:昆虫たちについて
土壌が良くなると、虫たちは、今までよりもよく寄ってくるようになります。しかしそれを越える天敵たちが、さらにいち早く集まってきます。
クモ類はその中心で私たちの最大の味方です(セミナーでも力を入れて開設しています)。また、土壌が良くなることで、植物たちの抵抗力や防御力も強くなり、虫たちの食害があっても、そこから病気になって弱るなどがなくなってきます。
例をあげると、葉っぱが非常によく虫に食べ尽くされてしまうことの多いズッキーニの場合、ふつう、2枚目の葉までは虫たちに食べ尽くされますが、そこに徘徊性のクモたちがたちまちやってくるようになるため、3枚目以降、虫の食害が減っていき、また縁などを大きく食べられた葉も枯れずに光合成を続けて、株がしっかり太く育っていきます。従来の農法では、このような復活劇を見ることはできません。
Q:スペースの都合で成長させたくない樹木などへは使用しない方がいいですか?
(上手く剪定しながら使って大丈夫だと良いのですが)
A:樹木については現在の状態が弱ったり病気なのでなければ、もちろん現状維持でも良いかと思います。私たちは樹木に対しては積極的に土壌再生を図っています。それは、樹木は根を深く張ってくれているので、土壌改良効果を深層にまで波及させる場づくりにとても役立ってくれるからです。
自然界でも、樹林の足もとがもっとも黒土を育んでくれることがわかっているからです。土壌を再生して、根も健康になった樹木のほうが、深い切り込み剪定をしても枯れない木になってくれますので、今後の調整に対してもプラスになるかと思います。
樹木は、まず元気にして、それから目的に合わせて剪定を行うことをお勧めしています。
補足:上記に紹介した、非常に食害が多いことで知られる「ズッキーニ」の復活の例ですが、もちろん、この濾材顆粒製品を表面に覆うように撒いた場合に起こるのがこの復活現象です
Q:食べる場合の量に関して
A:飲食用製品ではありませんので、手に入れた土顆粒を摂る場合はくれぐれも自主的に自己責任にてお願いします。
※1日15グラムを推奨されていました。
製品状態のこの顆粒は多孔質で、重さに対して水とほぼ同じ容積ですので、小さな分量の目安を知るには、一度、軽量スプーンにて計ってみると、感覚的に量がわかりやすいと思います。


左がさくらんぼ、右がバラ(MAKIKOさんの投稿)
Q:この後、しばらくは、雨が降らない予報なのですが、水やりは必要ですか?
A:通常の世話のままで大丈夫です!
とくにこの顆粒を撒いたから水を与えるということは、いっさい、考えなくて大丈夫です!
地表が乾いても、内部で土と連絡して、濾材顆粒内部は水分ゼロには、なかなかなりませんのでご安心ください。
水槽の水濾過に関する質問
「底面濾過循環」など、濾材顆粒のひと粒ひと粒すべてに、水を通す仕組みをして、それと組み合わせて使うことになります。
底面濾過の部材と水中モーター式の循環ポンプは、別途安価にて販売可能です
水槽の水濾過に使う場合
(1)微粒をふるって除去していただく
(2)容器の大きさに合わせて、濾材使用量と、底面循環の量が異なる(水中ポンプの機種が変わります)
などがありますので、具体的に、使用予定の容器サイズなどをお知らせいただき、こちらで対話して対応させていただきます。
7月21日のお食事会でお話しされた内容(ランダムでわかりづらいかもしれません)
土の増やし方。
半年で20センチくらいまで1000年前の土(菌が豊富で栄養のある土)に戻ります。
1年で50センチくらいまで 〃
半年後、上部20センチを除けておき、畑を耕し、その土の上に20センチの土を戻す。
1年後、上部50センチを 〃
こんなふうに増やせます。
・火山性の粘土なので酸で溶けない。
・ビタミンCが220%アップした(栄養分析)
・塩分に注意。0.9%くらいまではOK。3%は✖️
・EM菌は40種類くらいしか菌がいない
・ヤモリ、日本トカゲなどの小型爬虫類が畑に生息していると害虫を食べてくれる。
蜘蛛を誘致すると害虫が防げる(蜘蛛は肉食)
例:1年目30から40種類のクモ・2年目70−80種類のクモ
誘致の方法:秋の終わりにカマキリの卵を取ってきて、袋に入れて孵化しないように冷蔵庫で保存。
春先に常温でふかさせると、天敵の昆虫を食べてくれる。
ハエトリ蜘蛛(アダンソンハエトリグモ・チャスジハエトリグモ・ミスジハエトリグモ)参考ブログ
ゴキブリ捕獲はアシタカ蜘蛛
・菌、バクテリアが生息するには多孔質(水蒸気の通り道)が最適。
炭や籾殻など
住処のスペースが大きいと何千いたとしても最後は1種類になる。住処のサイズが極小なのが今回の土。バーミキュラーやパーライトは1種類しか住めない。
・森林の話
日本は2/3が森林。森林の内、4割が杉。杉林は土を失う。
明治37年、黒土が40センチ
1990年、黒土は17センチを切った。
秋田杉第五世代第六世代は土が不足していて育たないと言われている。
(昭和30年から平成まで?)
1本の木を植えると2万円の補助金がもらえた。杉の植林が進んだ。
多種多様な木で構成されていた山が杉だらけの山になった。
その後、枝の伐採などをせずに放置されているから、土に太陽光が当たらず草が生えない。
雨で土が流され、次第に杉の木の根っこが出てくる。豪雨などによる崖崩れはそれが原因。
森の崖崩れは政策の失敗。人工で起きている。国土保全のためには杉の林をなくすのが大事。
