『ミネラル』と聞くと、体に大切な成分!ということは皆さんがご存じだと思います。でも、実際にミネラルってなに?と言われたときにどのくらいの人が理解しているのでしょうか?
かつてのわたしもそうでした。「野菜から摂取できて、水や塩に含まれているんだよね!」程度の知識でした。
ミネラルについて勉強をしていくと、からだになくてはならない成分。ミネラルが不足していると、四大栄養素がばっちり摂取できていてもミネラルがないと働かないし効果も無い。治る病気も治らない。ミネラルが不足している事で、からだに不調を生じさせたり、病気になってしまう。わたしたちの健康を支えている大切な成分がミネラルである。ということが良く分かります。
今回はミネラルの基礎をしっかりお伝えできればと思います。
ミネラルってどうして大切なの?
わたしたちのからだは食べたもので構成されています
からだの健康・心の安定もミネラルで得られています
食べること=生きること
三大栄養素「タンパク質」「炭水化物」「脂質」に加え
「ビタミン」と「ミネラル」が加わり五大栄養素といいます。
現代の食生活ではタンパク質・炭水化物・脂質は足りていますが、ビタミンとミネラルが不足しがちです。
ミネラルは全身の細胞を構成するために必要で、三大栄養素が摂れていてもミネラルがないと機能せず、生きていく上で欠かせない成分です。
ミネラルって一体なに?
ミネラルは地球上に存在する元素です。
身体の4%程度を構成する材料です。体内では合成できないため、食事から摂取する必要があります。
ミネラルは約100種類ほどありますが、なかでも16種類のミネラルは健康のために必要なので必須ミネラルとよばれています。
必須ミネラル(16種類)
カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム・亜鉛・リン・鉄・マンガン・銅・モリブデン・セレン・ニッケル・クロム・リチウム・コバルト・バナジウム
▲それぞれのミネラルが必要な役割を果たします。
ミネラルには植物ミネラルと鉱物ミネラルがあります
植物ミネラルは土壌の中に含まれ、植物が根から吸い上げ、育った野菜や植物を食べて育った動物から摂取します
鉱物ミネラルは岩、石灰石、牡蛎の殻、塩などに含まれます。
植物ミネラルは粒子が小さく90%以上の吸収率がありますが、鉱物ミネラルは粒子も大きく20%以下しか吸収されません。
科学的にミネラルが作れないか?多くの企業、科学者が作ろうと試みましたが、鉱物性ミネラルはできましたが、植物性ミネラルを作ることはできませんでした。
ミネラルが摂れにくい時代です
そんな大事なミネラルですが、食の乱れ・食材の中にミネラルが含まれにくくなっており、ミネラルが摂れない時代になっています。
この100年で農地から8から9割のミネラルが消えているそうです。
農地自体にミネラル含有量が減り、野菜、穀物、果物のミネラル含有量も減り、摂取できるミネラルは大きく減少しています。
原因として、開発による土壌の汚染、ダム建設や下水の発達により、ミネラルが土壌に供給されにくくなっています。
また、化学薬品や化学肥料、農薬の使用により、土壌のミミズや微生物が死滅により、野菜や植物に含まれるミネラルが激減しています。
アメリカの上院議員文書はミネラルの重要性を伝えています
何百万エーカーの土地で耕作されている野菜・果物・穀物には
ある一定のミネラルは含まれておらず、それをたいくらたくさん食べたとしても、我々は祖の栄養素を摂る事はできない。食べ物の価値には大きな開きがある。あるものは食べ物としての価値がないほどである。
ミネラルは「大地」「水」「空気」に続く第四の財産
アメリカ上院議員文書でも植物性ミネラルが不足すると人間は確実に病気になり命を縮めるといわれています。
ミネラルが不足するとどうなるの?
酵素も体内の有害な活性酸素を除去してくれます。
酵素もミネラルとの結合体でミネラルが無いと、その機能が果たせません。
糖尿病、高血圧、心臓病、アトピー、喘息、うつ病、脳梗塞、心臓病、冷え性
様々な病状を起こしている根本的原因がミネラル不足。
ミネラル不足による起きる症状
ミネラルを摂取するにはどうすればいい?
アメリカの広大な大自然に存在する植物性ミネラルが発見されました。
アメリカインディアンが神聖なる奇跡の水と語り継いできました。 7000万年前から1憶2700万年前の植物の堆積物が地層となり、千葉県一つ分の総面積がありました。
その地層から生み出される植物性ミネラルは製品として販売されています。
一般社団法人 ファーミングリテラシー協会動画リンク(ミネラルの説明動画)
日本の死因第一位 ガン予防に摂取したほうがいいミネラル5選
ミネラルの摂取の少ない方はガンに罹患しやすく、ミネラル不足が癌による死亡率を上げてしまう。というデータがたくさんあります。
ミネラル分の少ない土壌で生活している人はミネラル不足になりやすい。と言われています。
ガンを予防する5つのミネラルを紹介します。
※あくまでも個人による個体差があります。
マグネシウム / 亜鉛 / セレン / モリブデン/ 鉄(過剰摂取はいけない)
マグネシウム
男性の大腸ガンの追跡調査:マグネシウム摂取量が高いと大腸がんのリスクが低くなる。
膵臓ガンの追跡調査:マグネシウムの1日の推奨摂取量75%未満になるとすい臓ガンの発症リスクが高まる。
乳ガン:マグネシウムを摂取が多いと死亡率が下がる。
1日のマグネシウム摂取量 300-500mg/1日 日本人平均摂取量250mg/1日
マグネシウムが含まれている食品
豆・種・ごま・干しエビ・煮干し・紫蘇・つるむらさき・モロヘイヤ
亜鉛
抗がん作用がある
カナダの研究、乳がん患者2362人と乳癌のない患者2462人の追跡調査
10年以上亜鉛補給を意識したグループはリスクが半分以下。長期的な亜鉛補給は乳癌リスクを低下させる可能性がある。
炎症を止める働きがある。亜鉛はNF-kB(ガンになると活性化する)を阻害する。腫瘍細胞における血菅新生を阻害する事にも関連している。
15-30mg/1日 上限は40mg ※鉄とのバランスを考える。日本人の亜鉛摂取量は8mg/1日
亜鉛が含まれている食材
牡蛎・レバー・煮干し・うなぎ・するめ・海苔・松の実・ごま・アーモンド・落花生・貝類・卵・切り干し大根・マメ類・わかめ
セレン
セレンの摂取量が増えるほどガン死亡率が低下する。高濃度セレンは乳ガン・肺ガン・結腸ガン・前立腺ガンなどのリスクを低下させる。
セレンはタンパク質と結合して働く(セレンタンパク質)=抗ガン作用 ガン患者はセレンタンパク質のレベルが大幅に低下している。
1日のセレン摂取量 100-150ug(マイクログラム)/1日
セレンがが含まれている食品
全粒穀物・魚類・レバー肉・牛肉・鶏肉・卵・ほうれん草・ナッツ類・豆類など
モリブデン
食道がんと関係がある モリブデン濃度が低いと食道がんの罹患率が高い。水道水のモリブデン濃度が低いと食道がん死亡率が上昇。
1日のモリブデン摂取量:100-150ug(マイクログラム)/1日
モリブデンが含まれている食品
大豆・豆類・全粒穀物・オートミール・ナッツ類・レッドキャベツ・ほうれん草・卵
鉄
少なすぎても多すぎてもガン発症リスクが上がる ※鉄サプリメントは鉄欠乏の人にはよいが注意が必要
鉄のフェリチン値:男性100-200未満 女性20-50未満
鉄が含まれている食品
バジル・タイム・こんにゃく・あおのり・ひじき・煮干し
まとめ
人が利便性を追求し土地を開発し、土をアスファルトやコンクリートで固め、土地を人工的に変え、ミネラルが含まれる川の流れを堰き止めダムを造ってきました。
虫の被害を受けないように農薬を作物に散布し土壌は汚染され、雑草だけ枯れ作物は枯れないよう遺伝子組み換えをおこなってきたことで栄養価が期待できない人工的な作物へと変えてきました。自然の生態系が破壊されてきているように思います。
そうしてきたことへの弊害として、わたしたちのからだに必要なミネラルが摂取できなくなり、ミネラル不足からわたしたちのからだを健康に維持することが難しくなっています。
ミネラル不足が原因でさまざまなガンとの関わりが深いことも分かっています。
いかに生活の中でミネラルを摂取できるかが鍵となってきます。サプリメント等で摂取するのがおすすめです。
次回のブログで、わたしのオススメするミネラルをのまれたかたの体験談をお伝えします。
訪問ありがとうございました♪
▽ミネラルシリーズ
第四弾:doTERRA PHOSSILミネラルについて・購入方法
まとめ:doTERRA生活で豊かな暮らしを手に入れてみませんか?
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