はまにゃんコラム 2025年は乙巳(きのとみ)の年です

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今年の節分からは昨年までと異なる世界へ移行していく年だと考えています。

今年1回目のブログは九星気学のお話しからはじめたいと思います。

「乙」(きのと)は、木の陰のエネルギーを表します。
木は、成長や発展を象徴し、柔軟性や協調性を表します。

「乙」は、成長の初期段階にある木、あるいはまだ芽を出していない種のようなイメージ。柔軟で適応力が高く、周囲の環境に合わせて成長していく力を持ち合わせています。

「巳」蛇は、脱皮を繰り返して成長することから、再生や変化を象徴します。また、知恵や洞察力、そして神秘的な力を秘めているとされています。

乙巳(きのとみ)という干支の場合、木の陰のエネルギー(乙)が、蛇(巳)という変化や再生を象徴する動物と結びつくことで、変化を恐れずに新しいことを始める、困難な状況でも成長を続けるといった意味合いが生まれます。

この2つを組み合わせた「乙巳」は、努力を重ね、物事を安定させていくという意味合いを持ちます。困難な状況でも諦めずに努力し、最終的には大きな成果を掴むことができる、そんな年だと言われています。(SNSより)

こちらも参考にされてください(より詳しく)

私がいつも参考にさせていただいております、古神道「山蔭流」の表ひろあき氏の年頭の言葉とYouTubeの紹介です

2025年 年辞の言葉
「乙立脱巳(きりゅうだっし)」 己の志を立て今迄の偽りを脱ぎ捨てて脱皮する巳の歩みこそ改革改善の灯火なり!
2025年決する年、古き衣を脱ぎ捨てる心からの脱皮の年です。

YouTubeリンク

人の一生を、動かしがたい宿命「静」の情報のみで判断せずに、「運は開発し、育て、実らせることができる」という思想のもと、「動」の情報を活用した運命学として、古代中国で伝承されてきたのが九星気学

自らが動くことによって運を変えることができるという発想が根底にあります。

気学は天、地、人の3つの状態にフォーカスして運命を読み解こうとするもの。
「天」は天体、その動き、天候、時間によって変わる運命を指し

「地」とは、地球環境、土地の形、住居、空間によって変わる運命を指し

「人」は、人間の思考や行動によって変わる運命を指します。

さらに、天と地による人への影響を自然界の法則として捉え、その法則を使って未来を予知しながら行動することで、運命を切り開いていこうとして研究されてきたものが気学。

2023年に気学の基本についてブログを書いていますのでお読みいただくと「九星、陰陽五行説、相性と相剋」などがわかります。ブログリンク

凶方位と吉方位があります

『 凶方位:六大凶殺 』
・五黄殺・・五黄土星が回っている方位(最高度の凶方位)
  全てのエネルギーが停滞する方位

・暗剣殺・・五黄土星が回っている反対の方位(最高度の凶方位)
  自分では防ぎようがない突発的、偶発的な災難を招く

・本命殺・・自分の本命星が回っている方位
  病気や怪我など肉体に影響が出るのが特徴。社会的な生命に影響する場合も

・本命的殺・・自分の本命星の反対の方位
  健康上の災難に加え精神面にも作用するのが特徴

・歳破・・年盤においてその年の12支の反対側の方向
 (今年は巳年の反対「亥」)
  年盤だけに当てはまる凶方位。争いや破れ現象が現れる凶方位。

・月破・・月盤においてその月の十二支の反対側の方位

※方位盤において自分の月命星が位置している方位も凶方位とされています

『 吉方位の出し方 
 年盤や月盤で自分の本命星の生気、退気、比和の方位を六凶を避けて出します。

例:一白水星の方の場合は六白・七赤・三碧・四緑が吉方位となります。年盤では六大凶殺の三碧を除くと六白・七赤・四緑が吉方位となります。

※歳破は年盤のみ
かなり絞られてきますので、あらかじめ吉方位を出しておくことをお勧めします。

吉の方位を日常生活の中で意識的に使うことにより開運や問題解決に役立てることができるのが気学の特徴。

吉方位を選ぶことで願いが叶ったり恩恵を受けることを方徳といいます

動より吉凶が生じると言われているので、吉の方位は積極的に活用したいですね。
以下のサイトに登録されるとご自身の九星や吉方位が簡単に表示されますのでお勧めです。

九星気学占いリンク

ご自身に該当する九星で吉方を出しますが、全ての人に該当する吉方に年に3回お参りすることを三合参りと言います。

知らず知らずに凶の気を受けている。それを吉方の気(祐気)に解消するための方法が三合参りです。

令和7年乙巳年の3合参りは 酉(物が成長)→丑(ものを収蔵)→巳(物を産み出す)の方向へ年に3回時計回りに参拝することで物質的効果(特にお金)が得られるといわれています。

5月:酉(西30°)/ 9月:丑(北北東30°)/ 2026年1月:巳(南南東30°)

令和7年気学運勢歴 神明館蔵版に各月の候補日が記載されています。アマゾンなどで購入できますので三合参りを始められたい方は是非。

方位神とは、九星術で得られた方位の上を毎年十干や十二支に従って移動する神々のことです。
吉神と凶神に分けられます

その年の方位神の位置は、市販の運勢暦の初めの方のページにある「方位吉凶図」に書かれています。

方位は引っ越し、家の建築、旅行、買い物などをするさい、自分の家を中心としてどの方角が吉方位(凶方位)かを見るときに用います。

方位神様リンク

木、火、土、金、水の5つの元素の変化によって宇宙空間が生じていて、脈々と受け継がれている九星気学の法則にはエネルギーが介在しています。

吉方に関してもあまり細かく考え過ぎたり、気にしすぎるのは逆効果ですが、

吉方を知って、行動することで、運命を切り開いていけるという考え方は是非取り入れていただきたいと思っています。

節分から2025年の年盤が活用できます。
みなさまにとってより素敵な1年になりますように💚