はまにゃんコラム 「祓詞」とほかみえみためは最強の言霊

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「とおかみえみため」〔とほかみゑみため〕という言葉はご存知ですか?
神道を学んだ方はご存知と思いますが、多くの方が知らない言葉なのではないかな?と思っています。

とほかみえみためは物事が好転する最強の言霊と言われています。

とほかみえみためという言葉がなぜ最強なのかをご紹介していきます。

『デジタル大辞泉』では

1: 亀甲きっこうの裏に刻んだ線。「と・ほ・かみ・ゑみ・ため」の五つの線を焼いて占う。
  表にあらわれたひび割れの形で吉凶を判断する。
2: 禊教みそぎきょうなど一部の神道教派が祈祷(きとう)のときに唱える語。と解説されています。

前半の「とほかみ」について、由来は諸説あります

1つ目:遠津御祖神(とおつみおやのかみ)に由来するもの。この遠津御祖神とは、自分を含めた全てのご先祖様のことです。

2つ目:遠神(とおかみ)=遠くにいる神様・ご先祖様を意味するもの。

3つ目:十神(とおかみ)=十の神様を意味するもの。

後半の「えみため」は「微笑んでください」という意味があるとされています。

「とほかみえみため」とは、「神様・ご先祖様、どうか微笑んでください」という言葉なのです。

微笑んでくださいという言葉には、感謝の気持ちが込められているとも考えられます。

わたしがこの言葉を知ったのは4年ほど前です。そして2年ほど前に白川神道を学び三種祓いの祝詞として唱えるようになりました。

白川神道(伯家神道 はっけしんとう)を簡単に説明すると祭司を司どる神祇官の作法を口伝により受け継いでいた神道の流派です。

白川の教えでは「祓い・鎮魂・言霊」を極めていくと全てが祓われ自分を自分で支配することができ(無支配)
感情や欲望や観念や価値観に支配されない境地に近づ句ことができ、あらゆる争いごとから解放され、新たな国産みが始まると言われています。

この言葉だけではとても表すことはできませんが、無の境地に近づき、自分を見つめ直すための学びだとわたしは捉えています。

白川神道では「三種祓」「禊祓」「大祓」「一二三祓」の祝詞を唱えますが三種祓の祝詞でとほかみえみためを唱えます。

SNSでとほかみえみためを紹介されていた動画がありましたのでご紹介しますね。
▼タイトルをクリックしてください

ぜひ唱えてみてくださいね。

和の成功法則は白川で教鞭を執っていらっしゃいます大野靖志さんの本となります。

和の成功法則の本には神道で継承されてきた祓いの力を発揮する4つの祓詞「三種祓・身禊祓・大祓・一二三祓」1倍速・4倍速を収録したCDがついています。購入者は音源ダウンロードも可能です

祓詞を再生すると電気信号としてのエネルギーが発信されるので祓詞の音源の音を出しても、音を出さなくても効果は変わりません。
4つの祓詞にはあらゆる祓いが網羅されているので、祝詞を再生することで運が開け空間エネルギーが祓われます。


☑️三種祓・・先祖に感謝し、その存在を慰める祓詞
 先祖の影響を全て祓い、人生がスムーズに進むようにしてくれます

☑️身禊祓・・場を整える祓詞
 磁場の歪みを調整し浄化して清浄な空間にしてくれます。
 私たち自身も清めてくれチャンスや幸運をもたらします

☑️大祓(中臣祓)・・現実に影響を与えている全てのマイナスエネルギーを祓う祓詞
 わたしたちが持っているあらゆる罪穢れ(けがれ)を祓ってくれるオールマイティな力を持っています

☑️一二三祓・・創造への感謝を表す祓詞
 数を数えることで、宇宙の起こす創造すべてへの感謝を表します

神道の流派により、祓詞が若干異なるようですが、祓詞の意味はほぼ同じだと思っています。
わたし自身はこの祓詞を流していると空間が浄化されているのを感じます。
是非、三種祓の祓詞を唱えてみてくださいませ。


一神教である個に重きを置く西洋人と八百万の神様や仏教の仏様と共存してきて和に重きをおく日本人との考え方の違いにより、日本人が西洋的な考え方の成功法則をやってもうまくいかない。

成功したい、願いを叶えたいと望んだ場合、深層心理には成功していないという不安や焦りが潜み、その不安や焦りといった潜在意識のゴミを祓っていないことが成功を阻んでしまう。

和の成功法則には和の心を持つ日本人が成功するための考え方が書かれています。

西洋式の成功法則は潜在意識のゴミを放置したまま目標を唱えたり、イメージするやり方。

日本人はお互い様という言葉に象徴される相互扶助の考え方。

日本人が本来持っていた「和をもって貴しとなす」の関係を実現しながら自分の能力を発揮する世界を目指す。

それには禊ぎ、祓うこと。

神道では「積み」は「罪」に繋がり、「積み減らし=祓い」こそが大切。

常に「ゼロ」(空)の状態にするのが何よりも大切という教えです。

神道では思いや感情は全てゴミと考え、「思い」は「重い」エネルギー。

感情がエネルギーを重たくして良い方向へ行くのを阻んでしまう。

祓いの法則の中の、「いい感情も悪い感情を祓う」「先祖から引き継いだ影響を祓う」に関しては、「心のブロック解放」で潜在意識にアクセスし多くの方のメンタルブロックを解放していくと、ご先祖様の遺伝の影響を多く受け継いでいらっしゃる方がとても多いです。

神道の祓詞を唱えることで先祖供養(ご先祖様の祓い)ができますので、とほかみえみためを唱えてご先祖様に感謝し祓詞を知り、唱え、日頃から禊祓(みそぎはらえ)を実践することでどんどん祓われていかれると思います。

こちらも参考にされてください
禊祓のブログリンク