植物油(オメガ3.6.9)・魚油(DHA/EPA)は身体に良くないって知っていましたか?

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えーそうなの? という声が聞こえてきそうです。
わたしも知った時は、「えーそうなの?」とにわかには信じられませんでした。
ですが、この茶番にまみれた世界を考えると、ありかも!!と思って調べてみました。

全てが逆だった!! とにかく読んでみてください。

提唱されているかたは、崎谷博征医師です。

崎谷博征 

1968年 奈良県生まれ。奈良県立医科大学・大学院卒業、脳神経外科専門医。ガンの研究で医学博士取得。国立大阪南病院、医真会八尾病院を経て、私立病院の副院長を務める。現在は、総合医として、ガン、難病、原因不明の慢性病を対象にした治療を確立し、根本治療指導に従事。
社団法人パレオ協会代表理事、NPO法人日本ホリスティック療法協会理事。エネルギ―量子医学会会長

主な著書:『プーファフリーであなたはよみがえる』、『病はリポリシスから』、『糖尿病は砂糖で治す』を2017年に出版。『ガンは安心させてあげなさい』を2018年に出版

一般社団法人パレオ協会ページリンク

崎谷医師が伝えていること

崎谷先生は現代の慢性病を治すことをずっと探してきたそうです。

人類の歴史、260万年前から1万年前の旧石器時代のライフスタイルに鍵があった。
旧石器時代は病気はほとんどなかった時代。

人類は長い年月、狩猟採集型の生活を送ってきた。元々の遺伝子と現代の体質とのミスマッチにより感染症や病気が増加している。

下図にある通り、栄養欠乏(ビタミン、ミネラル)、骨粗しょう症、戦闘の激化(集団同士の戦い)など

崎谷先生が調査して分かったこととして、1万年前から穀物、豆類の過剰摂取で健康状態が悪化している。

穀物、豆類の最大の問題点が「アルデヒド」穀物、豆類に含まれている脂質(油)はプーファ。

1万年前までの人間は哺乳類や果実。陸上動物の脂肪成分は飽和脂肪酸を主体として食してきた。

現代の食生活や歴史は人類の歴史を1年とすると僅か2.5分でしかない。

現代の人間も古代の食(原始人食)を食べることで病気が治ると提唱されています。

間違いだらけの食事健康法リンク ※崎谷先生の食に関する考え方

「プーファフリーであなたはよみがえる!」

この本の内容を紹介していきます

一般的に言われている常識としては

飽和脂肪酸は摂りすぎると血液中に悪玉コレステロールを滞らせ、動脈硬化の原因となる脂肪酸だから、飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸に置き換えると健康につながる。

崎谷先生のプーファフリーであなたはよみがえる!という本の内容は
一般的に言われている常識的な考え方とは真逆の内容となっています。

脂質の分類

脂質について

▲分類がわかるように使用した図ですが、α-リノレン酸、リノール酸は崎谷先生曰く、必須ではないそうです。

不飽和脂肪酸を略してPUFA(プーファ)といいます

不飽和脂肪酸(オメガ3.6.9)

オレイン酸=オメガ9
オリーブオイル、こめ油、ひまわり油、ベニ花油、菜種油(キャノーラ油)、マカダミアナッツオイル

リノール酸=オメガ6
大豆油、コーン油、セサミオイル

αリノレン酸=オメガ3
青魚油、亜麻仁油、えごま油

飽和脂肪酸

飽和脂肪酸:肉やバター、乳製品、ラードなど動物性脂肪に含まれる。

プーファに置き換えられた歴史

1920年に発表された実験:ファットフリー(脂肪抜き)の餌を与えた動物実験で動物は何ら問題なく成長した。
1927年にはファットフリー(脂肪抜き)の餌で自然に発生するラットの腫瘍がなくなることが報告されていた。

上記報告があるにも拘わらず、ラット実験でオメガ3と6を完全に除去した餌を与え皮膚に炎症をおこした事例から、オメガ3と6は必須脂肪酸と定義された。(のちの実験でラットの皮膚炎はミネラルとビタミン不足で起こる事が突き止められ当時の論文は撤回されている)

先行する研究があり、プーファ(オメガ3と6)が必須栄養素であるということを証明した研究が存在しないのに、なぜプーファを必須脂肪酸としたのか?

植物油脂業界(シードオイル産業=穀物メジャー)や魚油産業(フィッシュオイル産業)という既得権益の力が働いたから。

米国生理学者のアンセル・キーズの「七つの国の免疫学的調査」による、動物性脂肪(飽和脂肪酸、コレステロール)は心臓疾患のリスクを高める=飽和脂肪酸悪玉説。はシードオイル業界の元締めである米国財団の資金によって行われた。(これも後になって虚偽であることが証明された)
シードオイル(リノール酸:オメガ6)が体に良いとされる研究が盛んに発表された。第一次プーファ虚偽

リノール酸:オメガ6系が体に良いという嘘が明らかになると、次はオメガ3(リノレン酸)が体に良いというデマが流れる第二次プーファ虚偽)

オメガ3系のフィッシュオイル(DHA)が知能を高める。又、ガンなどの予防になる等の宣伝が始まる。(第三次プーファ虚偽)

これらは現在の基準となっています。

プーファが体に与える影響

プーファが酸化して形成されたアルデヒド類を「過酸化脂質」と呼びます。

調理の過程で大量に放出されたアルデヒドが揮発し吸い込むことで血中のアルデヒド濃度が高くなる。
プーファの摂取が多くなると、ガン、心臓脳血管疾患、自己免疫疾患、アルツハイマー、深海難病、糖尿病、アトピー性皮膚炎、喘息が増加する。

DHA(オメガ3)はオレイン酸(オメガ9)より320倍、酸化を受け入れやすく リノール酸(オメガ6)より8倍酸化しやすい。

プーファの生理作用によって様々な影響を受ける

●フリーラジカルズ(活性酸素、活性窒素種)の産生
●たんぱく質分解酵素ブロック
●炎症の加速
●たんぱく質結合
●エネルギー代謝低下(ミトコンドリア代謝障害)

問題なのがプーファのタンパク質の分解酵素ブロック

●食物中のタンパク質の消化→タンパク質不足、自己免疫疾患
●甲状腺ホルモンの産生→甲状腺機能低下
●血栓の除去→脳卒中、心筋梗塞、血管閉塞症
●異物、老廃物のの貪食→感染、ガン
●コラーゲン繊維の新陳代謝→エイジングスキン

肌のシミ、皺もプーファが原因

皮膚の主体であるコラーゲン、エクスチンといったタンパク質もプーファや放射線のダメージによって変性(老化)する。
老化すると皮下組織が固くなりシワが目立つようになる。

シミ(老人班)正式には「リポフシン」の蓄積。
リポフシン+鉄+不飽和脂肪酸+エストロゲン等 が酵素を消費し活性酸素種を発生させる。
皮膚だけではなく、全身の臓器に沈着する。動脈の壁にこのシミが沈着したものが「動脈硬化」と呼ばれる。
活性酸素をが増えると、周囲の組織が酸欠となり、代謝が低下。白血球も死滅させて炎症が拡大し病変も拡大する。リポフシンの蓄積量が多いほど寿命が短くなる。

加齢臭、脇臭、口臭もプーファが原因

体臭の原因となるプーファを分泌する腺をアポクリン腺。プーファ摂取が多いとアルデヒド臭が強くなる。
口臭:口臭が魚臭い場合は肝臓病がある。原因はプーファ。

アルデヒドはミトコンドリアの内膜をを形成するタンパク質に結合してエネルギー産生をダイレクトに障害する。
ガンの発生と増殖はアルデヒドがミトコンドリアのタンパク質に結合することによって起こる。

プーファが多いと消化が悪くなる。
小腸では消化できないでんぷん質からもアルデヒドが発生。これにより、小腸粘膜細胞がダメージを受けアルデヒドが血中にないって頭痛、慢性疲労などの症状がでる。

自己免疫疾患はプーファが原因

自己免疫疾患は変性した自分の細胞、組織に対して抗体が出来慢性的に炎症が持続すること。
アルデヒドは細胞内外タンパク質が変性させるので、これを処理しようと抗体が登場。アルデヒドが遺伝子(DNA)に結合したものに抗体ができることが慢性炎症の原因となっている。

神経疾患とプーファが原因

脳に溜まる脂肪がプーファであればアルデヒドが大量発生。大量の脳細胞が死滅し記憶などの脳機能が失われていく。
過剰なプーファの酸化が自閉症、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋委縮性硬化症、ダウン症、ヤコブ病などを引き起こすと報告されている。

動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞の原因もプーファが原因

ココナッツオイルについて

ココナッツオイルは酸化に強いオイルです。崎谷先生はプーファの代用としてココナッツオイルを推奨されています

ココナッツオイル参考

まとめ

今回は崎谷先生のプーファフリーについてお伝えしました。

結論としてはプーファ(不飽和脂肪酸〉を飽和脂肪酸に置き換えると健康につながる。

今までの常識を覆す内容ですが、オメガ3.6.9の不飽和脂肪酸のオイルを、飽和脂肪酸のオイルに変えてみて体の変化で判断されると良いと思います。

この本は食用オイルの常識を覆す内容となっています。研究や実験結果を無視して不飽和脂肪酸摂取を必須脂肪酸としている現在のオイルの常識がつくられてきました。オイルだけに限った話ではありませんが・・

全て逆に考えると良いのかもしれません。

因みにわたしも、この本を知ってから極力プーファフリー、ココナッツオイルとバター(グラスフィッドバター)を摂取するようにしています。

※グラスフィッドバター:牧草だけを餌として飼育された牛のミルクから作られたバターのこと

崎谷先生の他の本もオススメです。食の常識が変わります。

信じる、信じないは本人の判断なので、色々調べて実践してくださいね!!



おまけ

大阪府松本医院の松本院長もプーファフリーを推奨されています。

以下ページより引用
積極的には摂取する必要はない(=欠乏症にはならない)と考えています。さらに言えば、「オメガ6とオメガ3系脂肪酸は“必須”脂肪酸であり、食事中から積極的に摂取しなければならない」などという言説は、我々に植物油脂や魚油、あるいはエゴマ油・亜麻仁油などを日常的に摂取することを強いるための一種の洗脳・プロパガンダであり、医薬業界や食品業界・サプリメント業界をひっくるめたビジネス戦略。

是非読んでみてください

「必須脂肪酸を斬る」シリーズ(パート1)

「必須脂肪酸を斬る」シリーズ(パート2)

「必須脂肪酸を斬る」シリーズ(パート3)

いつも訪問ありがとうございます(*’▽’)

今日も素敵な1日を💛